KidsDesignSchoolのブログ

スクール代表の久保雅子が綴る『クリエイトする力』を育てる習慣について

【クリエイティブな考え方】体験が活かされる時

Kids Design School(キッズデザインスクール)は、ここに集まってくれる『クリエイティブな思考習慣を大切にしたい』人のための場所です。

デザイン教室を始めた当初、「デザインは大人が勉強するものではないのでしょうか?」「子供にデザインは出来ますか?」という質問を頂く事がありました。

答えは「子供だから出来る事があり、子供だから意味があります」です。

幼少の頃に体験する全ての出来事は、 今目の前のためだけではなく未来の道へと繋がっていきます。

現に私も小学生の頃、

「まずはファッションデザイナーになりたい」「そしていつかは、子供たちのためにファッションショーが出来る人になりたい」と思っていました。

そしてこうして、

今は「デザイン」と「子供」たちに囲まれてお仕事をさせて頂いております。

これは、とても幸せな事です。

子供たちのためのファッションショー。

更に詳しく言うと、

子供の頃の自分は

『病院の小児病棟の子供たちのためにファッションショーが出来る人になりたい。』

と思っていました。

私は7歳で小児喘息と診断された後、

度々体調を崩しては病院にお世話になる子供でした。

病院の世界は普段の学校の世界とは違い、

痛い注射や苦い薬を我慢しながら

ベッドの上で退屈にしていたり

寂しくてワンワン泣いている子が沢山いました。

生後間も無く天国に旅立っていく命や、

なかなか病院の外に出る事が難しい生活をしている子が当たり前にいることを知り、

小学生ながらに『生きること』について強く考える機会を頂いた記憶があります。

ファッションデザイナーになりたいと思ったのは、

ファッションデザインを使えば一瞬にしてあらゆる世界を創れると思ったからです。

ファッションデザインの力を使えば、

色々な女の子を表現出来たり、

空間を一瞬にして別世界に演出出来ます。

『もし病院の外に一歩も出れずにこの世を去ってしまう命があったとしても

病院内で楽しい事を創れれば

新しい景色を見る事が出来る』

同年代の子供ながらにこう考えたのです。

昔に描いた夢と少し形は変わりましたが、

子供の頃に感じた未来の延長線上で、

今この場所を大切に創らせて頂いております。

どんな経験も、思わぬところで繋がっていきます。

2018年8月には子供たちと第一回目の『キッズファッションショー』開催が実現します。

キッズデザイナーのデザインしたお洋服による、世界で一つのファッションショーです。

一生懸命ぐんぐん成長していく子供たちのエネルギーに、

「子供」×「デザイン」の可能性の広がりを感じます。

いずれは小児病棟で過ごす子供たちとも、 デザインを通して笑顔になれるひと時を持ちたいです。

『夢は叶えるものなんだ』という当たり前の感覚があれば、

やりたい事を実現させるための方法を考える

『クリエイティブな思考』が自然と身についていきます。

大切なのは、

求めているものがある自分の事を

自分自身が平常心で冷静に、

尚且つ温かく見守って生活していく事です。

クリエイティブな考え方は、

自分を自分らしくしてくれます。

そして自分らしい生き方をしていると、

人を幸せにする事が出来ます。

Creative Education(クリエイティブエデュケーション)

人は生まれた時から、

どんな性格の子も既にクリエイティブです。

クリエイティブな感性が伸びやかに磨かれていく環境も、

自分の力でデザインし続ける事が大切です。

次回は、

『ヨーロッパで感じたクリエイティブな人々の暮らし』について綴ります!