ファッションデザイナーのお仕事は、
毎年子供たち(特に女の子)の『なりたい職業ランキング』で上位にランクインする
憧れの職業の1つです。
私もかつて7歳の頃、
ファッションデザイナーに憧れる女の子の1人でした。
今回、私達Kids Design School(キッズデザインスクール)は子供たちがデザイナーとなり、お洋服を発表出来る場所。
キッズデザインファッションショーを開催致します。
テーマは『カラフルな海の世界』
皆さんは、カラフルな海の世界というテーマを聞いてどんなイメージを浮かべましたか?
100人いたら、100人とも違うイメージを頭に浮かべているはずです。
それくらい、人の考え方や感じ方は違うことが当たり前なのです。
みんな其々違う感じ方を持ち、
それぞれ異なる強みを持っているからこそ
100種類の力を使った面白い結果を得る事が出来るのです。
個性が違うから収集がつかないのではなくて。
違うからこそ、その一つ一つの要素がまとまってあるコンセプトを目指した時。
何か化学反応のように面白い出来事や、
感情をシェアする事が可能となります。
ファッションショーに向けて、
パタンナーさんも本当に親身に真剣に
子供たちのアイディアの実現に
力を貸して下さっています。
沢山の数のデザインを
毎日やり取りしながら、
1つ1つの細かい仕様を進めていきます。
ショーのコンセプトがあり
沢山のアイディアが集まって、
そして制作に入って当日を迎えるまでの過程。
ものづくりは、本当に奥が深いです。
諦めない気持ち。
本当にその気持ちに尽きると思います。
どんなに経験を積んでも、
デザインの仕事に同じ繰り返しはありません。
毎回違うコンセプトやシルエット、そして違う素材。違う仕様。
似たようなデザインに見えても、
実は一つ一つを細かく神経を張り巡らせて
大きなゴールを得るための要素を決めています。
『こんなの欲しい』を頭に描いたり、
口で言うことは簡単ですが、
そこから実際に形として完成を見ることが出来るのは
本当に地道な努力の積み重ねです。
だからこそ、
『好きな気持ち』『やってみたいという素直な気持ち』を持っている事が大きな強みとなり、実りある結果への原動力となるのだと思います。
何かを達成しようとゴールを目指す時、
当たり前ですが予期せぬ壁(課題)にも出逢います。
そんな時、忘れずに思い出す事が大切です。
『新しい事にチャレンジしているんだ。
だから、つまずくことも当たり前』
むしろ、そんな過程を、
しっかりと楽しめること。
わからない事に出逢ったら、
『成長出来るチャンス』と捉えて、
1日1日の変化を大いに楽しむこと。
そんな心の状態で取り組めている時、
真に深い学びの感覚を得られるように感じます。
大切なことは、いつも目の前にあります。
チャレンジするから、
新しい自分に出逢えます。
子供たちにとって、
デザインに触れる機会を持つ事が
“自分の考え”で歩む自信に繋がる事を願って。
これからも楽しくワクワクするレッスンをお届けしています。
ファッションショーまであと1ヶ月。
当日まで、準備の過程も
楽しい思い出にしていきましょう。